2016-11-18 第192回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
○木内(孝)委員 その意味では、東京電力がこの五・四兆円の一部を負担する、そういうような仕組みというふうに理解をしておりますが、東京電力の有価証券報告書を読んでいましたらば、「原子力損害の賠償に係る偶発債務」というページがございます。
○木内(孝)委員 その意味では、東京電力がこの五・四兆円の一部を負担する、そういうような仕組みというふうに理解をしておりますが、東京電力の有価証券報告書を読んでいましたらば、「原子力損害の賠償に係る偶発債務」というページがございます。
何かいろいろ偶発債務がどうのという話もあるようで、本当にクロージングできるのか、ちょっと不安で見ておりますけれども。 私は、こうして国が一企業の経営に介入するという統制型の経済を続ける、これが今、安倍政権の潜在成長率が大きく下がり続けている理由の一つだと思っております。
ですから、こういう意味で、行政改革という観点で、財政効率の観点で考えますと変わりがないこの政府債務の肥大化、その中にはいわゆる政府保証という偶発債務も、当然、私たちはこの肥大化というものは考え直していかなければいけないわけでありますけれども、この政府債務の肥大化を実質的に抑えるような制度改正というのは今回のこの貿易保険の特殊会社化ではならないというふうに見込まれるわけでありますが、この点は、稲田大臣
この国債の格付ですけれども、左右する要因としては債務残高そのものもありますが、政府保証などの偶発債務というものがやはり肥大化していかないように、こちらの方の管理というものをやっていかなきゃいけないというのが今回の問題意識でございます。
企業会計原則では、除染費用、いわゆる偶発債務、それは引き当てるか負債として計上しなければいけないんですが、何でこれは引き当てていないんでしょうか。
日本航空に対する再生支援につきましては、日本航空が過大な債務を抱え、二次破綻の可能性も考えられました中、巨額の公的資金を投入する以上、国民への説明責任を果たすためには、できる限り透明、中立、公正性を高めた手続が採用されるべきであること、損害賠償責務などの偶発債務からの遮断を確実なものにすること、多様で錯綜する利害関係人の利害調整、権利調整を行うには多数決による権利変更が可能となることなどの観点から、
日本航空のような非常に巨大な会社で、一般的なデューデリジェンスでは判明しかねるような偶発的な債務が発生して、後日、公的な資金を投入した後にとんでもないことを発見する、こういうことがあってはならないということで、偶発債務から確実に遮断できる手続をとるべきだろう。これが公的手続をとるべきだということの一番の理由にもなります。
○国務大臣(古川元久君) JALについて会社更生法を適用した主な背景といたしましては、これは、国民への説明責任を果たすため、透明、中立、公正性を高めた手続を採用することが適当であると考えたこと、また、多様な利害関係人の調整が必要であるという状況であったこと、そしてまた負の遺産の排除、つまり偶発債務の遮断であるとか、組織変革や役員、従業員の意識改革等について迅速かつ抜本的な取組の必要があったから、そういうことで
それから、偶発債務の遮断とおっしゃっている。これはすべてのMアンドAに共通の問題。社債権変更、これは意味があるけれども、金額との比較考量の問題。デリバティブ違約金変更、これもメリットだとおっしゃるが、これは会社更生にしたために発生した違約金なんです。それから貨物撤退リース債権の変更、これもファイナンスリースとすればワークアウトでも変更可能ではないか。既存株式の一〇〇%消却、これは意味がある。
その中で、偶発債務に備える保険系の特別会計には、不用額というよりかは未使用額が残るということはそれなりにうなずけますので、それを除いた非保険系の特別会計の不用額合計を見ますと六兆円から九兆円という金額になっております。
○国務大臣(山本有二君) 瑕疵担保条項は、受皿にお渡しした後発生した事実で支払うわけでございますが、この二百二十六億円というのは、契約時の売買契約書の補償対象となる偶発債務等の補償条項という位置付けでございます。
これを偶発債務等の補償条項と申しますが、この規定及び金融再生法第六十二条に基づきまして、預金保険機構は、新生銀行、旧長銀から請求がありました場合、内閣総理大臣の承認を得まして損失補てんのための支払を行うこととなっております。FRC報告に記載されている二百二十六億円の支払は、これらの法令契約により支払われたものでございます。
そこら辺がどうも、今のお話聞いていると偶発債務とかという話なんですが、これは金融再生法第六十二条の中にその規定が入っているわけですか。ちょっと私確認していなかったんですけれども、金融再生法第六十二条の規定の中にその未確定、ちょっと表現は忘れましたけれども、そういうものが入っているという理解でよろしいんでしょうか。
続きまして、ページ十六ページと十七ページ、こちら資料を付けておりますが、いわゆる偶発債務ということで、その中で保証債務です。国が保証しているものに対してすべて付いております。質問としましては、国の保証債務の合計金額は幾らであり、また保証債務のリスク管理は適切に行っているのか。
また、これは偶発債務を負っているという意味では会計上の問題でもございますので、公会計、その会計情報の開示を我々も求めておりますので、そういう中でもしっかりとした対応を行ってまいりたいと思います。
政府が保証しているということは、万が一にも何か債務、偶発債務が顕在化しましたときは、それは国民の負担になるわけでありますから、その意味ではそれを確率に転換して計算したのが預金保険料でありますので、そこは決して私は新たに掛かる負担というふうに考えてはいけないのだというふうに思うんですね。
ゴーイングコンサーンではなくなるというふうに前提して、移行過程ではきちんと計算しない限り、実はそれはどんな偶発債務が生じるか分からないじゃないですか。どんな将来収支不足が生じるか分からないじゃないですか。そのことを言っているんですよ。 ですから、そういうふうにおっしゃるんだったら、その将来収支を計算した数字をこれ以外に出していただきたい。
資産、負債の関係じゃなくて、その時点において将来的な責任準備金を始めとする様々な問題の将来の予測されるリスクというのはどのぐらい予想されるのか、足りないものは、偶発債務はどのぐらい出てくるのか、この点がはっきりしなかったら株式の上場なんかできないですよということを言っているわけですよ、何度も。
そうすると、株式会社になっていくときに、何度も言うように、本当にこれはこの時点において旧債権における、現時点における予想される将来収支分析、そしてそのときにおける偶発債務はどのぐらい、偶発的なそのリスクというのはどのぐらい出てくるのか。このことをきちんと計算しないままにこの郵政民営化法案を進めちゃ駄目じゃないですかという根本のところを聞いているわけですよ。そのことが何の説明になっていない。
政府保証というのは、いつかどこかで偶発債務として納税者の負担に跳ね返ってくる可能性があるわけでございます。もちろん、常にそれがあるというわけではありませんが、そういう可能性がある。そういう政府保証の傘をできるだけすぼめられるものからすぼめておくというのが二十一世紀の日本の運営において極めて重要だということでございます。
その金額も頭に入れて、この会社が持っている、不良債権とは言いません、不良債務でもないでしょう、偶発債務と言えるような、どこにも計上されていないこの債務、この債務を引き継いで、この会社は民間会社としてやっていけるんでしょうか。この件についても十分検討されて設計に参画されたのか。
一方で、偶発債務云々は、これは国が保証をしているわけでありますから、保証というのは、これはまさに保証する側から見ると、保証債務、偶発債務でございます。そういうものが数字の上は出てこないわけです。
その中で、ここに関連して、「国民は「偶発債務」という負担を負っている」ということも言われております。これはどういうことなんでしょうか。 要するに、見えない国民負担といっても、今まで郵便局はいろいろな公的な機能を果たしてきているわけですね。そういう意味で、ある意味では国民の皆さんにもいろいろなネットワークの維持を含めてやってきた。
かつては、日本の財務諸表の中で、偶発債務というものは必ずしも記載する必要はなかったり、退職給与引当金も必ずしも明示する必要はなかった。今はそれを公開するのは常識になってきております。 その偶発債務にある程度相当するのは、こうした財務制限というものは、私は偶発債務と同じように一般投資家の利益に直結していると思うんです。それからもう一つ、株主の権利を希薄化させるような約束が入っているもの。
しかし、この間、瞬間も政府はこの保証をしているわけですから偶発債務が発生しております。これは政府の債務、つまり国民のその意味では見えない負担でございますから、そういうことも総合的に勘案して、長期的に、この大変重要な郵政の制度が長期的に持続可能なような仕組みを是非つくっていきたい、それが私たちのねらいでございます。
そして、いきなり株式会社化するということは、ほかにも、金利変動のリスク、偶発債務といいますけれども、計算されない大きな借金が国に生まれるというリスクを民間であろうと公社の形態であろうと負うと同時に、公社が株式会社化することによって、二つの大きな実はリスクを負うことになります。 一つは、持ち株会社方式によりますから、金融と一般事業を兼営できるコングロマリットができるということなんですね。